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KSボンド

土木用耐久性エポキシ系接着剤「KSボンド」は、モルタルやフレッシュコンクリートと既設コンクリート床版や鋼床版の接着接合材料として優れた性能を発揮します。KSボンドは、コンクリート舗装業界において初めて付着メカニズムを解明し、有機材料と無機材料の間の硬化阻害を防ぐ観点から設計されており、従来の工法に比べて優れた補強効果と耐久性が得られるのが特長です。さらに、破壊時の破断面が付着界面でなく、母材コンクリートの内部となることから床版とコンクリートが確実に一体化し、品質と安全性の向上が実現されます。

KSボンド

浸透性KSプライマー

浸透性KSプライマーは浸透性接着剤工法用プライマーです。高い浸透性と耐久性を備えたエポキシ系接着剤を使用して、コンクリート床版のはつり作業によって生じた幅0.05㎜程度の微細なひび割れを補強します。この特殊な補強方法では、低粘度の浸透性KSプライマーが微細なひび割れに浸透し、その後、高粘度のKSボンドが接着し、これらを一体化させることが可能です。このプロセスにより、基礎コンクリートの補強と強化が効果的に行われます。また、施工温度範囲は夏用、冬用、春秋用の3つのタイプがあり、被着体温度5℃~40℃と広範囲の温度に対応できます。

浸透性KSプライマー

KSプライマーⅡ

KSプライマーⅡは鋼材用の高耐久型、耐水耐熱性エポキシ樹脂プライマーです。KSボンドとの組み合わせで、エポキシ樹脂特有の強靭な接着性を発揮します。耐水性が高く、98℃の熱水浸漬試験(JIS K6857 処理条件E)を3日間行っても接着強度は低下しません。耐熱性にも優れ、70℃の温度下でも十分な接着強度が維持されます。また、施工温度は被着体温度5℃から60℃までの広範囲で可能です。鋼材に塗布した場合には、KSボンドによる打継ぎまでの期間や打継いだ後の発錆を防止する効果もあります。

KSプライマーⅡ

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